2002年5月5日

☆5月5日は上野の森フェスタ。

三年目だそうだが、行ったのは初めて。
それにしてもすごい人・人・人。
人口密度の少ないニュージーランドの人が来たら、
きっと目を回すに違いない位の人。

子どもの本フェスタの看板があり、
児童書の出版社のテントが並んでいる。
AM11:30、JPICの人が荷物を持ってくれて、
会場に案内される。

この日の為に何度も打ち合わせをしたのだ。
会場では俳優の金田明夫氏がリハーサルをしていた。

イベントが終わった後、サイン会の合間に参加者に配る
「紙袋で作る オオカミ帽子とヤギ帽子」の準備をしていたら、
なんとこの紙袋はセロテープがつかない。
急きょ「のり」で付ける事に変更。

朝から何も食べてないボクは、お昼はどこで何を食べるのかが
気になっていたのだが、結局、そんなこんなであっという間に
時間が来て、昼食は楽屋でサンドイッチ。
仕方がない、夕食に期待しよう。

この日も元白百合の学生(去年の卒業生2名と今年の卒業生
2名と現役2名)がボランティアで手伝ってくれる。
去年の卒業生の小森さんが司会、あとカメラ係や、
子どもに動物帽子の作り方を教える係に。

本当によくやってくれて、(講師料は安いけど)講師を
引き受けて良かったと納得。さて、いよいよ本番。

今回は“徹子の部屋”であれだけ緊張して、
もうふっ切れたから緊張しないぞと心に決める。
ところがそう思うと不思議に緊張しないのだ。
そうか分かった!自分で緊張してます、緊張してます、
と言うと本当に自己暗示にかかって緊張しちゃうんだ。
ようし、もう大丈夫。

ボクにしては案外冗談も言えて、とりあえず好調。
でも、何よりも好評だったのが金田氏の語り。
もう朗読とか読み聞かせとか言う次元じゃない。
一人芝居だ。落語の様でもある。
観客全員が引き込まれる様に、聞き入っている。
アンケートでもほとんどこれが良かったと書かれていた位だ。
と、そんな訳で無事終了。

この日の参加者は往復ハガキで申し込むのだが、
な、なんと員の5倍の申し込みがあったとか。
なんか人事の様な感じだ。
きっと抽選したみんなはゴールデンウイークに
よほど行く所がなかったに違いない。

とにかくこの日も
“シリーズあらしのよるに”の売れ行きは好調。(きむら)